木枯し紋次郎のロケ地


★「第28話 飛んで火に入る相州路」の橋は「京都府亀岡市曽我部町犬飼下和田」★

もろに「犬飼」と読める。犬飼川に架かる橋だと考えるのが自然であろう。かなり幅が狭いので、車両通行用の橋ではない。


画像A
吉田日出子「待っとくれよぉ〜」。


吉田日出子「この唐変木!」。(切り貼り合成画像)


グーグルのストリートビューの画像。現地周辺は見通しが悪かったため、南に200mほど離れた地点から北東方向を見た。山並みが一致。


出典:グーグル・ストリートビュー(一部をトリミング加工しております)
国土地理院の「国土変遷アーカイブ」による現地周辺の1974年撮影の航空写真。


出典:国土地理院「国土変遷アーカイブ」の航空写真(色調補正・書き込みを加えたうえ、一部をトリミング加工しております)

山並みが見える位置や周囲の林の存在を考えると、白矢印と赤矢印の2つの橋が候補に上がる。

上の航空写真をズームしたもの。どちらの橋も非常に細い。


出典:国土地理院「国土変遷アーカイブ」の航空写真(色調補正・書き込みを加えたうえ、一部をトリミング加工しております)
画像Aの橋にかかる影の向きを、この2つの橋について考えると、画像Aは南から北を撮っていると考えられる。そして橋のすぐ奥に木立ちが見えるのは赤矢印の橋の方である。

足を引きずる吉田日出子。


画像B
右手に木立ち、奥の左手に橋の欄干の一部と民家が見える。


画像C
上の航空写真をさらにズームしたもの。


出典:国土地理院「国土変遷アーカイブ」の航空写真(色調補正・書き込みを加えたうえ、一部をトリミング加工しております)
木立ちから南西に延びる道がAのあたりで曲がっており、画像Bと一致する。またAのあたりから南西方向を見た時、画像Cのように橋の北端と民家(おそらく矢印B)が映りこむ。

以上のことから、橋のロケ地はここだと考えられる。

★残念なお知らせ★
現在この橋は2つとも存在しません。もっと立派な1本の橋に架け替えられました。

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