木枯し紋次郎のロケ地


★旧・木枯し紋次郎「第31話 怨念坂を螢が越えた」の怨念坂と、新・木枯し紋次郎「第20話 甲州路の黒い影」の崖道は、「京都市右京区嵯峨水尾鳩ケ巣」の京都府道50号線の旧道(通称「壁岩」の上の道)★

「怨念坂を螢が越えた」のシーン。(切り貼り合成画像)
カメラマン、凝ったカメラワークしてますなw


「怨念坂を螢が越えた」のシーン。上のシーンの左下と同じ場所。人が見える所が旧道。


画像A
「怨念坂を螢が越えた」のシーン。2人が歩いているのは府道50号線。
*訂正(2018/10/06)2人が歩くのは府道50号線かと思ったが、どうもその下に細い道があって、そこを歩いている模様。府道50号線だとすると、川面からの高さが低すぎるうえに、2人の歩き方が非常にぎこちなく危なっかしい。


画像B
「甲州路の黒い影」のシーン。(切り貼り合成画像)
画像Aと同じ場所。


グーグルのストリートビューの画像。


出典:グーグル・ストリートビュー(書き込みを加えたうえ、一部をトリミング加工しております)

保津峡駅前から取得した画像。最新の物は手前の木立ちが邪魔だったので、2009年の物を使った。赤い矢印あたりが旧道部分。もちろんカメラ位置はここではなく、もっと右手の低い位置から見上げて撮っている。
これだけではロケ地の根拠としては弱いのだが、細部の比較は「保津峡 壁岩」で画像検索されたい。

国土地理院の「国土変遷アーカイブ」による現地周辺の1974年撮影の航空写真。


出典:国土地理院「国土変遷アーカイブ」の航空写真(書き込みを加えたうえ、一部をトリミング加工しております)


古い航空写真なので写っていないが、白く囲ったあたりに現在のJR保津峡駅(トロッコ保津峡ではない)がある。
黄色い線は1941年に竣工した鵜飼隧道(ずいどう)であるが、そのため赤い矢印に見える道が旧道となり、そこでロケを行っている。旧道には何ヶ所か路肩の崩落らしきものが見える。黄緑の矢印は画像Bの撮影方向。

なおこの旧道は非常に危険らしく「立入禁止」となっているので、安易に立ち入らないように。

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