日本女子大学スクーリング
平成15年夏

女子大では、何をやっても男は目立つぞぉ!
昼休みの学食なんて、恥ずかしくて入れないぞぉ!

下記の内容はあくまで平成15年夏の場合です。

◎調理(選択)(日本)実習
教科書
 実習初日に教室で\2,000で買わされるので、お金を用意しておくこと。写真や図版なんかほとんどないのに\2,000は高いと思う。
授業内容
 階段教室で講義を聞いたあと、後ろの実習室で調理を行う。1班5人に班分けされて、各自適当に分担しつつ調理を行う。男だけの班にはされないのでご安心を。出来不出来は成績に関係ないようなので、それほど心配しないでよい。「キャベツの刻み方テスト」みたいなのはないという意味ね。そうはいっても出来あがった料理は自分たちで食べるので、それなりに真剣に。事前に包丁の扱い方など身につけておくとまわりから尊敬される。管理人は「包丁の切り方が上手」と誉められた。一応授業は17:00までということになっているが、たいてい時間オーバーになる。
試験
 最終日の土曜は試験だけで授業はない。「教科書に書いてあることで、授業中に重点的に説明した点」が数問、「会席料理の季節の献立を作る」が1問、「魚の名前と代表的な調理法」が1問。穴埋め式(多岐選択ではない)と記述式。
「会席料理の季節の献立を作る」は、事前に春夏秋冬の献立を書いて提出すれば先生に添削してもらえるので、それをひたすら覚えること。ただし料理名や材料まで書かないといけないのがつらい。また「その献立の対象者」も書かないといけない。
「魚の名前と代表的な調理法」は、講義で使った魚ばかり8種類がご丁寧にカラーレーザプリンタで印刷されたプリントで出た。

◎衣服実習I
教科書
 中綴じした薄い冊子が配布される。
授業内容
 上記冊子に基づいて「しつけ練習」(手縫い)「ポシェット」「T型トップ(Tシャツみたいな服)」「パンツ」(以上ミシン縫い)を作る。「しつけ練習」「ポシェット」以外の生地は原則として各自購入しなければならないが、扱っているお店は紹介してくれるので大丈夫。おおむね一着分が\1,000程度で買える。また学校でいくらか生地を用意してくれるので、余分があればそれを売ってもらってもよい。「T型トップ」と「パンツ」の型紙は市販のものを利用するので、一から採寸して型紙を作ることはないので楽だ。
「T型トップ」は袖が見ごろと一体だし、「パンツ」は腰がゴムのうえチャックもないので意外と簡単に作れる。できれば事前にミシンの扱い方、アイロンのかけ方に慣れておくとまわりから尊敬される。管理人は「アイロンのかけ方が上手」と誉められた。
試験
 最終日は作った服を着て発表会があって、かなり恥ずかしい。その後小テストがある。「被服製作を通じて何を生徒に学ばせたいか記述せよ」「生地の裁断の注意点について述べよ」「T型トップとパンツの製作課程を記述せよ」とかいう3問だった。もちろん記述式。(問題文はウロ覚えなので参考ということでご理解ください

作った物(畳んで持って帰ったらしわだらけになった)
しつけ練習 ポシェット T型トップ パンツ

◎家庭電気・機械及び情報処理(実習みたいな事はまったくない)
教科書
 前3日の島崎先生は、適宜プリント配布。
 後3日の飯尾先生は、中綴じの薄いプリントを配布してくれる。
授業
 島崎先生の場合 MSのPowerPointをプロジェクタで写して授業を行うので、必死にノートをとること。とらないと試験で困る。
 飯尾先生の場合 中綴じの薄いプリントをあれこれ解説する。
試験
 最終日に少し授業をやったあと試験がある。島崎先生と飯尾先生各1枚の試験があるので都合2枚になる。 
 島崎先生の試験 試験前に「このあたりが出ます」と言ってくれるので、そこさえ見ておけば大丈夫。穴埋め式(多岐選択ではない)と記述式。
 飯尾先生の試験 プリントに書いてあることと、授業で言ったことの両方が出る。なのでプリントのみならず、授業中の発言内容も要注意。穴埋め式(多岐選択ではない)。
 *この科目がどうしてスクーリング科目なのか不思議で仕方がない。